空き家事情 | ボロ家の売却を取り扱っており様々な情報をブログにて更新しています

平成30年住宅・土地統計調査の結果によると空き家の件数は2018年には846万戸となり、この20年で1.5倍増えています。
空き家率では13.6％、空き家率も年々増加してきています。

利用状況としては、「二次的住宅・別荘用」が 25.8%、「貸家用」が 4.4%、「売却用」が 12.8%、「その他（物置、長期不在、取り壊し予定の空き家等）」が 52.8%となっています。


出典：国土交通省住宅局　令和元年空き家所有者実態調査

その他（物置、長期不在、取り壊し予定の空き家等）の割合が多く、空家の要因のひとつと考えられます。
住まなくなった理由としては、「別の住宅へ転居」が41.9%と最も多く、次いで「死亡」が 40.1%、「老人ホ-ム等の施設に入居」が 5.9%、「転勤、入院などにより長期不在」が 3.5%となっています。

出典：国土交通省住宅局　令和元年空き家所有者実態調査

別の住居への転居や死亡などが多くの割合を占めていますが、住居として使用しなくなったことで空家が増加傾向に繋がっています。
人が住まなくなっていくうちに老朽化に拍車がかかり、住んだり修繕費も必要になってきます。
このまま管理していくのか、老いた時に相続するのかなど、現状の価値を知っておくことも今後の対策として必要になってきます。
空家問題は年々深刻化していますが、建物賃貸事業が土地所有者や資産家にとって空家や土地は有効な手段の一つであることも事実です。
売り手がいれば買い手がいるので、空家をお持ちでお困りの方、今後のことを考えて検討をお考えの方はまずはお気軽に相談ください。